「子どもが小学校に入ったら、少しはラクになると思っていたけれど、話はそう単純じゃなかったんです」そう話してくれたのは、小学1年生のお子さんを育てるAさん(33歳)。某大手企業で営業職として共働きで子育てをしています。また、副業としてSNSの運用代行をしていらっしゃるパラキャリア・ウーマンです。忙しく働いていらっしゃる中で、いわゆる「小1の壁」がAさんの前に立ちはだかりました。もちろん子育てとキャリアは、「どちらかを選ぶもの」ではありません。ただ両立しようとするのは簡単ではありませんね。でも大丈夫。そのために「頑張る」より先に、「仕組み」を見直すことが大切です。
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「仕事を辞めたい」は、悪いことじゃない

30代は、人生のイベントがぎゅっと詰まる時期です。結婚、出産、マイホーム、子どもの進学。毎月のお金の流れも大きく変わります。Aさんもその中で、自分の毎日を俯瞰して見ていらっしゃいます。
「仕事を辞めたいな」と思う日が増えた、とAさん。そんなふうに思う日があっても、不思議ではありません。
でも、いったん落ち着いて周囲を見渡してみましょう。安心してください、キャリアってそんなに白黒つけなくてもいいと思うのです。
時短勤務に変えた人。
転職して通勤時間を短くした人。
夫婦で家事を見直した人。
副業を始めた人。
資格取得に挑戦した人。
みなさん、自分なりの「ちょうどいい」を探していました。実際、「年収は少し下がったけれど、毎日笑って過ごせるようになった」という人もいれば、「夫婦で家計を話し合ったら、思ったより余裕があって、投資に目覚めました!」という人もいました。
家計は、「節約」より「設計」

私は教育費の記事を書くことも多いのですが、「節約術を教えてください」と聞かれることがあります。でも、本当に大切なのは節約ではありません。トータルの設計です。
教育費はいつ増えるのか。
住宅ローンはいつ終わるのか。
子どもが独立したら、毎月どれくらい余裕が生まれるのか。
これを一度整理するだけで、「ずっと苦しい」と思っていた未来が、「あと数年頑張ればいいんだ」と見えてくることがあります。未来が見えるだけで、人は少し安心できますよね!
今日から始めたい、「未来の自分」をラクにする3つのこと

ここまで読むと、「結局、何から始めればいいの?」と思う方もいるかもしれません。心配は無用、大きな決断をする必要はありません。
私は取材を通して、「うまく両立している家庭」には、ある共通点があると感じています。
① 「なんとなく家計」を卒業する
毎月の収支は見ていても、「子どもが小学校4年生になったら」「中学生になったら」「大学に入ったら」と、未来まで見通せている家庭は意外と多くありません。
教育費は、先が見えないから不安になります。逆に言えば、見える化するだけで、気持ちはずいぶんラクになります。一度、ライフプラン表を作ってみてください。
住宅ローンはいつ終わる?
教育費のピークはいつ?
その後、家計にはどれくらい余裕が生まれる?
数字にしてみると、「思ったより大丈夫かもしれない」と感じる人も少なくありません。
② 「今の仕事」を基準にしない
「この会社しかない」そう思っていると、苦しくなります。でも今は、働き方の選択肢が本当に増えました。転職、リモートワーク、副業、フリーランス、資格を生かした仕事。
「もし転職するとしたら?」「私の市場価値ってどれくらい?」と、一度情報を集めてみるだけでも、心の余裕は大きく変わります。選択肢を知っている人は、不安に振り回されにくいのです。
③ 自分への投資を、後回しにしない
子どもの塾代には迷わずお金を使えるのに、自分の勉強にはためらってしまう……そんな人をたくさん見てきました。でも、10万円の講座や資格取得が、その後の年収や働き方を変えることもあります。
本を読む、オンライン講座を受ける、気になるセミナーに参加する、大学や大学院で学び直すなど、どれも立派な「未来への教育費」。子どもの教育だけでなく、自分の成長にも少しだけ投資してみましょう!きっと意外な未来へのターニングポイントになります。

大切なのは、「自分で選んだ」と思えることです。子育てにも、キャリアにも、正解はありません。だからこそ、周りと比べるよりも、自分たち家族に合ったペースで進めばいい。
今日できる小さな一歩が、5年後、10年後の自分を助けてくれます。
そんな未来を楽しみにしながら、子どもの成長と一緒に、自分自身のキャリアも育てていきましょう!










