「最近、ちゃんと休んでいますか?」とある仕事のシーンでそう聞かれて、私は少し考えてしまいました。仕事は忙しすぎるけれどなんとか頑張っています。でも問題は、ミッションはひとつだけではないこと。パラキャリア、副業、子どもの予定、受験、家事、親のこと、地域の役割。気づけば自分の「楽しい」予定は最後になっています。そんな私が今回、「そんな場合じゃないだろう」というセルフツッコミを押しのけて学生時代からの友人3人と熱海へ女子旅に出かけてみました!
Contents

可愛い!けど普段出番のなかった赤いサンダルも、女子旅に浮かれて履きます。
東京駅から40分!いざ熱海の旅へ!
友人たちも同級生で、仕事をしていて子育て中なので状況は同じ。いつか旅行に行きたいよね、と話して10年ほどが経過……。スケジュール調整がまず大変すぎて、妄想の域を出ないのです。でも……このままずっと行けないのはもったいない!そこでなかば無理やり、決行することに。
行き先は、新幹線で東京駅から40分ほどの熱海。温泉とグルメ、とにかく宿でのんびりしたいというコンセプト。
そこで選んだのはホテルニューアカオ。昭和のリゾートホテルブームを知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮に映るレトロでゴージャスなホテルです。
今回の旅、改めて感じたのは、「休むことにも作戦が必要」ということでした。そのコツをシェアしたいと思います。
工夫その1 日曜出発、月曜有給にする
忙しい女子同士の旅行で最大の難関は、実はお金でも場所でもなく「日程調整」です……。みんな仕事をしていて、土日は家族の予定がある。
そこで今回は日曜日の夕方に出発し、月曜日だけ有給を取ることにしました。これが大正解。日曜日の日中までは家族と過ごせますし、月曜日は比較的有給を取りやすい。1泊2日でも十分旅行気分を味わえます。
「日曜の午後からなら大丈夫だよ、行っておいでよ」と家族も思った以上に快く送り出してくれました。
工夫その2 旅の計画を先に楽しむ
旅行は、当日より計画期間のほうが長いもの。だからこそ、そこを楽しみます。グループLINEを作り、「どの新幹線にする?」「温泉入りたい!」「ワイン飲もう!」「何着ていく?」と毎日のようにメッセージが飛び交いました。
不思議なもので、旅の予定がひとつあるだけで仕事も頑張れるのです。締切に追われながらも、「あと10日で熱海!」と思うと気持ちが軽くなる。旅は最高のモチベーション維持装置かもしれません。
さて、待ちに待った6月下旬の当日。熱海駅からホテルへ向かうと、目の前に広がるのは海!ホテルは断崖絶壁の上に建っているため、まるで海に浮かんでいるような感覚になります。
館内に入ると、昭和の華やかなリゾートホテル文化を感じさせる空間が広がっています。長い廊下。クラシカルな照明。大きな窓の向こうに見える相模灘。

クラシックな館内!ホテルは崖沿いに立ち、どこから窓の外を見ても絶景!
最近は洗練されたミニマルなホテルも人気ですが、ニューアカオには「旅に来た!」という高揚感があり、友人たちと歩いているだけで気分が上がります。
工夫その3 “ママの服”ではなく“私の服”を持っていく
今回宿泊したのはホライゾン・ウイングの洋室。窓の外に広がる海!ひと通りはしゃいだあと、始まったのはファッションショーでした(笑)。ベッドの上に洋服を並べて、コーディネートを相談。普段は子どもと行くアクティビティのことや動きやすさを重視して選ぶ旅のコーデですが、この日は違います。

今夜はホテルで素敵なフレンチディナー。海を見ながら写真を撮りたいし、少しおしゃれをしてディナーに行きたい。そんな気持ちで選んだ服ばかり。「その色かわいい!」「それ似合う!」そんな会話だけでも十分楽しかったです。荷物が増えちゃうかな?と思って靴やワンピースを持ってくるのをためらったのですが、おしゃれは思っている以上に気分転換になるのだと改めて感じました。
海を眺めながらの特別なディナーはちょっとおしゃれして
今回楽しみにしていたのが、ホテルニューアカオ館内レストラン「ボヌール」でのディナー。WEBサイトで見たときに絶景に惹かれていました。大きな窓の向こうには相模灘。夕暮れどきの海を眺めながら、ゆっくり食事を楽しもうと17時半に予約!スタンダードコースをセレクトしました。


旬のかんぱちのカルパッチョ。レモンとバジルソースが絶品!

絶品地鶏のレバームース!トリュフとマッシュルームの風味に悶絶……!

熱海とうもろこしのポタージュ、まるで飲む焼きとうもろこし。お代わりしたい……。

国産牛もも肉のソテー。大人女子に嬉しい赤身の柔らかさを堪能。

丹那ヨーグルトと抹茶のマリアージュ!甘すぎないおいしさでうっとり。
地元食材を活かした料理が続き、「こんなに幸せがあっていいのー!」と女子旅の楽しさをかみしめる我々。特に印象的だったのは、野菜のおいしさでした。今回使われていたのは、静岡県三島市で年間300種類以上の野菜を育てている農園の野菜だそう。一つひとつにはっとする味があって、野菜も絶品のコースでした。
「お疲れさま!」の乾杯から始まり、子どもの進路の話、最近の仕事の話、健康診断の話、親の健康の話。笑ったり、励まし合ったり。気が付けば何時間も話していました。
学生時代からの友人というのは不思議です。肩書きも立場も関係なく、ただ「最大の味方同士」に戻れます。一緒においしい食事をしながら、絶景を眺め、一緒にいるだけで心が軽くなることを実感しました。時間を気にせず、夜は更けていきます。この後、もちろんお部屋で宴会です(笑)。持ち寄った最新コスメのお試し会も女子会のお楽しみ。

友達のおすすめコスメをみんなで試す、深夜の女子会お楽しみタイム。
朝食は「メインダイニング錦」でビュッフェ!昭和の空気を残すレトロゴージャスな会場でテンションが上がります。

「休む予定」を先に入れる!不可能に思えても為せば成る
帰りの新幹線では、もう次の旅の話になっていました。箱根もいいね、金沢も行きたい、いや次はソウル!
……私たちは仕事が落ち着いたら、子育てがもう少し落ち着いたら、休もうと思っていました。でも今回、実質15時間くらいの旅行でしたが、こんなにリフレッシュできるなら「万障繰り合わせて」行く価値があるなと思えました。
頑張って休む予定を先に入れる。すると、その日まで頑張れる。仕事も家庭も大切だからこそ、自分自身を整える時間も必要なのだと思います。
パラキャリア女子にとって、旅は贅沢ではなくメンテナンス。月曜日の有給を一日取るだけで、世界は思った以上に広がります。もし最近、ちょっと疲れがたまっているなと思ったら、まずは気の置けない友人との旅グループLINEを作るところから始めてみませんか。次の旅の計画が、きっと明日を少し楽しみにしてくれるはずです。
ホテルニューアカオ 基本情報
- 住所:〒413-0033 静岡県熱海市熱海1993-250
- 電話:0557-83-6161
- アクセス:JR熱海駅から無料送迎バスで約10分、東京駅から東海道新幹線で熱海駅まで約40~50分
- チェックイン:15:00/チェックアウト:10:00
- 公式サイト:ホテルニューアカオ公式サイト
※熱海駅~ホテル間は無料シャトルバスが運行。予約不要なので、日帰り利用でも気軽にアクセスできます。
※取材日:2026年6月。料金・営業時間等は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
取材・撮影協力/ホテルニューアカオ










